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反対物の一致《目次》
Wednesday, March 3rd, 2010善だけの世界もなければ悪だけの世界もない。真実も多くの虚偽があってこそ意味を持つ。これらの言わば認識論的な価値の存在の仕方の中にわれわれの住む世界がある。つまり苦も楽も、それらは互いにその反対物の存在によって存在を許されているのだ。考えてみて見るが良い。一体、全くの不正の無い世界で、どんな正義が意味を持つというのであろう? 一体、まったく自己中心性の無い世界で、どんな自己犠牲が意味を持つというのであろうか? 不正や利己主義の全くない世界において、どんな救世主(キリスト)が意味を持つというのであろうか?
《反対物の一致》
エリアーデがよく問題にした「Coincidentia oppositorum」に関連しての小論考:
#1:原初的な前提
“伝統”数秘学批判
──「公然と隠された数」と周回する数的祖型図像《目次》
Monday, May 19th, 2008
ナビゲータ・メニューの「カテゴリ」から「伝統数秘学批判」をクリックして遡ることでも全文を読むことができるが、およそ94,000文字(2007年3月28日現在)のテキストおよび図版データをわずか数ページで表示しようとするので開くのに時間が掛かる場合がある。《目次》
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Venus on Venus 《目次》
Monday, August 13th, 2007副題:
ウェヌスの黙示録
──秘儀的オブジェとしての貝殻(貝)とそれにまつわる範型的伝統について
主に貝殻とともに描かれてきた「愛と美の女神」ヴィーナス(ウェヌス)を通して伝えられてきた仮説的秘教論
目次:
西の果ての「聖ヤコブの貝殻」/東の果ての「旭日旗」と「シェル石油」の発端
地中海周辺のマリア信仰への一瞥/マグダラの名を持つ貝殻紋様の菓子
#4. 名前と秘教についての関連文書「秘儀(密教)は顕教によって伝えられる」
ヴィーナス絵画に伴われる貝殻/性器を連想させる装飾としての貝殻
ウェヌスあるいは「性愛と美の女神」の名前への一瞥/そして探査機マゼランが金星(ヴィーナス)から送り届けたもの
双子の惑星としての地球と金星/地球人が古代より金星を鏡として写して見せたもの
Jの陰謀
〜 新しいアルファベットを巡る仮説的表象論《目次》
Saturday, April 28th, 2007
#1. Jの陰謀〜 新しいアルファベットを巡る仮説的表象論 [1]
■ 綴り全般の話
■ 歴史的に若い記号“J”
#2. Jの陰謀〜 新しいアルファベットを巡る仮説的表象論 [2]
■ 「J祖型」──ひとつの仮説
■ 聖書における“J”
#3. Jの陰謀〜 新しいアルファベットを巡る仮説的表象論 [3]
■ クリスマス装飾の象徴性
■ 祖型的「自己犠牲」の象徴としての“J”
#4. Jの陰謀〜 新しいアルファベットを巡る仮説的表象論 [4]
■ 20世紀最大の犠牲者“J”
■ 神の名としての“J”:Jah/Yah
#5. Jの陰謀〜 新しいアルファベットを巡る仮説的表象論 [5]
■ 日本──もうひとつの“J”
■ 順列の機能としての“J”
■ 反復される“J”
■ “J”に引き続く“K”
■ “J”に対する概念としての“M”
#6. 関連文:秘儀(密教)は顕教によって伝えられる