Hikariの「滲入」(単なる自慢)

結構速くてそれなりに満足していたのだが、ケーブルテレビ会社が提供する常時接続サービスから、某社の提供する光ケーブルによる接続に切り替える。ついに100Mbpsの世界。私有地内の電柱の使用について不明瞭なことがあったりして、あらゆる「方面」に連絡を取るなど、さまざまな乗り越えなければならない壁があったが、今日、ついに無事工事が終わり、晴れて「光」が部屋に入ってくることになった。

築年数が随分経っているマンションのため、かえって管理が「良い加減」なので外壁を這わせてのラインの引き込みが可能だったし、エアコンのダクトのために開けてあった「大雑把な穴」の存在が「工事可能」の判定の決め手となったようだ。ガチガチのモダンな最新集合住宅なんかだと、こう言うわけにはいかないだろう。おそらくケーブルレディの物件でも同軸ケーブルが主流のはずだし。

部屋が2階だったことも一戸建て家屋における工事と同じ扱いになる点で有利に働いた。集合住宅のようでいて集合住宅に非ず、という判断になったので、ほとんどウチの単独の交渉でここまで持ってくることができたのだ(あちこちに電話をしたものの)。

驚いたのは光ケーブルの径だ。「ちょっと太い針金」くらいの太さしかなく、おそらく直径1mm位。ケーブルテレビ用の同軸ケーブルやLANケーブルのおそらく10分の1ほどしかないだろう。オプティカル・ファイバー・ケーブルは、自在に曲げるという点では不利だが、小さな穴に通すという点では非常に有利だ(しかし同軸ケーブルだって太くて曲げられない訳だから、有利とも言い切れないんだが)。

それにしても、はやい。サクサクという感じではなくて、「ぱっぱっ」という感じ。ウェブページの表示も上から順繰りにパラパラと現れる、というよりは上から下までが一気に、ほとんど同時にパッと表示されるのだ(そのようにボクの目には見える)。

問題は、まだAirMac経由で繋がらないことだ。ワイヤレスでアパートのどこでもwwwに接続出来るという環境に慣れたボクにはLANケーブルが金魚の糞のようにずっとついてくる、というのがすでに苦痛で仕方がないのである。便利に慣れることはげに恐ろしいことなのである。しかし、この度は設定が今ひとつ分からないのだ。そもそも、いままでどうして繋がっていたんだろう?(さしたる問題もなかったのに…)

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