4. 日本女侠伝 侠客芸者 (1969)
監督:山下耕作 ヤマシタコウサク
脚本:野上龍雄 ノガミタツオ
藤純子 フジジュンコ富司純子(信次)
桜町弘子 サクラマチヒロコ(粂八)
金子信雄 カネコノブオ(大須賀喜造)
寺島達夫 テラシマタツオ(金井)
若山富三郎 ワカヤマトミサブロウ(坂田義信)
高倉健 タカクラケン(島田清吉)
石炭ブームにわく、明治末期の博多。馬賊芸者と評判高い信次は、男まさりの気っぷと度胸が人気のマトだった。そんな信次に惚れる鉱業会社々長の大須賀は、士地のやくざの親分万場安次郎と手を組み、九州一の炭坑主にのし上がろうとしていた。ある日、料亭に遊びに来た花田炭坑の人夫たちを迎えに来た納屋頭の島田清吉に会った信次は、好意を抱いた。一方花田炭坑をぜひとも手に入れようとする大須賀は、執拗に清吉を口説くが、先代に恩義を感じている清吉は、ガンとして聞き入れない。