縁の不思議

先日、カール・ベアストレム=ニールセン氏の短い東京訪問と彼とのインフォーマル・セッションについて書いたが、驚いた事に、小宮暖さんの名前をセッション時にカールさんが言及したために私が小宮さんに個人メールを書き、今小宮さんが東京近郊にいるのかどうかを訊いたところ、驚いた事にNYを引き上げ帰国していることが分かった。日本で音楽療法で本格的な仕事の基盤を築こうとしているとの事。

だが、カールさんをNYで紹介された小宮さんがカールさんと連絡を取ろうとして、訪日先が関西である事を知って諦めた彼は、カールさんが急遽東京に来た事を知らず、私は小宮さんが帰国している事実を知らず、木下さんはカールさんが何者なのか知らず、先週末何が起きていたのか、全体として理解している人は3人の中で誰もいなかった、というおかしな話。だが、3人がそれぞれが1本の糸のようなもので結びついていた事が今回判明。これを小宮さんと往復書簡をしている木下愛郎さんが面白く書いている。

これは、今後の出会いがもっと面白い事になりそうな事を予感させる「前振り」だったと私は思うのである。

木下さんのblogの記述の中で、事実関係的な訂正があるとすれば、「日曜日に一緒にステージをやった」の部分で、やったのは荻窪グッドマンを借りての「インフォーマルなセッション」であった。ライヴをやった訳ではないのです。一応念のため。

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